フルオート打錠試験機 AUTOTAB-R2000 SERIES オートタブR2000シリーズ フルオート打錠試験機 AUTOTAB-R2000 SERIES オートタブR2000シリーズ

省スペースで操作パネル一体型 打錠実験や小ロット生産に最適

IPT(TSM)規格杵臼対応、10インチワイドのタッチパネル操作のフルオート打錠機

AUTOTAB-R2000 AUTOTAB-R2000W

単層錠対応 AUTOTAB-R2000
自動運転中に主要設定が可能な小型機

操作パネルも一体となった省スペースで「使いやすい」をコンセプトに設計した装置。研究室での実験用から小ロットの生産用に最適です。

二層錠対応 AUTOTAB-R2000W
撹拌フィーダー、粉末定量供給機を標準装備

直径200mmの小さな回転盤ながら二層錠が成型できるコンパクトに設計されたロータリー式打錠機。
安定した成型に必須な撹拌フィーダーや定量供給機をはじめ、二層錠打錠時の重量測定モードなど必要な機能を標準で装備しています。

AUTOTABR2000シリーズ 写真

簡単タッチパネル操作

10インチワイドのタッチパネルで直観的に操作しやすいレイアウトになっています。主要な条件設定が自動運転をしながら設定できます。

主な用途
食品・医薬品

サプリメント

健康食品

医薬品

錠菓

工業製品

触媒

セラミックス

固形肥料

化学薬品

工業用薬品・粉末等の打錠成型

AUTOTAB-R2000シリーズ特徴

  • 充填フィーダーと定量供給機

    充填フィーダーは撹拌フィーダーが標準搭載で、定量供給機と組み合わせることにより粉末の充填性を向上します。

  • 金型(杵臼)規格

    業界スタンダードのTSM(IPT)-B用で9本立、D用で7本立の仕様を用意しています。B用で直径16mm、D用で直径20mmまでの錠剤が成形できます。

  • 自動重量制御機能を標準装備

    自動運転中の圧力偏差を感知し、自動で充填量の調節を行い、安定した打錠圧をキープします。

  • 良品・不良品選別機能

    自動運転中の圧力を監視することで規格外の加圧で打錠された錠剤をNGレーンへ自動選別する機能を標準搭載しています。

  • 運転条件のセーブ機能

    運転条件は20件まで内部メモリにセーブが可能です。セーブした条件はいつでも呼び出して使用できます。

  • ログイン機能

    起動時にログインIDを登録してから操作を始めるため、操作ログを後追いすることが可能です。セーブデータもIDと組み付けているので、誰の保存データかわかります。

  • 設置・移動

    総重量が600kg程度と打錠機としては軽量ですので、設置後も付属のキャスターで段差のないフロアーなら移動も可能です。

  • 集塵機能(R2000W)

    当社指定の集塵機と接続することにより回転盤上をクリーンに保ち、二層錠打錠時の粉末が混合するのを防ぎます。
    ※集塵機は別途必要(当社指定機種に限る)です。

  • 安心の日本製

    小型打錠装置に特化した製品で定評のある市橋精機が設計・製造しています。優良な国産メーカーの部品を選定しておりますので、アフターケアもご安心ください。

商品スペック

機種

AUTOTAB-R2000

AUTOTAB-R2000W

杵臼規格 TSM/IPT,EU-D TSM/IPT,EU-B TSM/IPT,EU-D TSM/IPT,EU-B
杵臼立数 7 9 7 9
生産速度(最大)1時間当たり 12600 16200 12600 16200
最大圧力kN(予圧/本圧) 12kN / 40kN 12kN / 40kN
回転数(最大) 30rpm 30rpm
錠剤径(最大) 20mm 16mm 20mm 16mm
充填量(最大) 18mm 18mm
二層目充填量 8mm
主軸モーター出力 2.2kW 2.2kW
標準電圧 三相200/220V 三相200/220V
重量 580kg 600kg
サイズ 620(W)x870(D)x1930(H)※1 620(W)x870(D)x1930(H)※1
ホッパー容量(中間) 0.5L 0.5L
ホッパー容量(定量供給機) 2L 2L
定量供給機 標準搭載 標準搭載

※1:ホッパー等付属品を取り付けた状態です。

オプション機能

オープンフィーダー 顆粒原料など粒子が大きく流動性がよい粉末に適しているフィーダーです。粉末は自重で充填されていきます。
エアーパージ(二層錠用)※2 杵先に圧縮エアーを噴射して、付着した粉末を飛ばします。
ホッパー内粉面監視センサー ホッパー内の粉末残量を監視して、定量供給機の動作と連想し、粉面を一定に保ちます。

※2:圧縮エアーの接続が必要です。