よくある質問Q&A

お客様からよく寄せられるご質問をまとめました。お問合せの際には内容をご覧になったうえでご連絡ください。

簡易錠剤成型機HANDTAB・AUTOTABに関するQ&A

HANDTAB・AUTOTABはどこで買えますか?個人でも買えますか?
当社にて直販しております。商社・販売店経由でご検討の際はお問合せ下さい。個人のお客様には申しわけございませんが、販売致しておりません。
HANDTAB-200のIPT規格の杵とはなんですか?
IPT規格とは主にロータリー式打錠機(大量生産用の打錠機)の杵臼の業界規格です。HANDTAB-200でその杵臼が使用できるメリットは、すでに社内でロータリー式打錠機を工場や研究所でお持ちの場合に杵臼を共用できるという点です。ロータリー式打錠機をお持ちでないお客様にはHANDTAB-100をお勧めします。
HANDTABの生産能力はどれくらいですか?
手動式ですので、作業者の作業スピードによります。初期設定を除き、1錠作成するのに30~40秒程度です。
HANDTAB-100Rでリング錠ではない普通の錠剤を打錠できますか?
もちろんできます。杵臼を普通錠用のものに取り替えるだけです。
小さい錠剤は何ミリまでできますか?
HANDTAB、AUTOTAB共に小径は5mm程度を推奨しています。それ以下の場合は予め本体を小径錠専用仕様にすることをお奨めします。小径錠専用にした場合は1mm程度まで可能です。
どんな粉末でも錠剤にできますか?
できません。粉末の性質により、いくら圧力を加えても成型できないものもあります。粉末に水分・油分を多く含むものも打錠できません。AUTOTAB-500の場合、粉末の流動性もある程度よくないと打錠できません。
打錠をするのに他に必要な装置・機械はありますか?
打錠に適した粉末が準備できれば、あとは打錠機だけで打錠できます。しかし、粉末により混合や製粒が必要な場合が多く出てきますので、状況に応じ、それらの装置が必要になる場合があります。
HANDTAB・AUTOTABの実物またはデモを見られますか?
当社にデモ機をご用意しております。お越し頂ければデモ致します。
展示会等に出展もしておりますので、詳しくはお問合せください。
実際の粉末でテスト打錠してもらえますか?
粉末をお送り頂ければ無料でテスト打錠致します。ただし、危険物や製粒が必要な粉末はお断りする場合がございます。
無料テストは2サンプルまでとさせて頂いております。

杵臼に関するQ&A

CRNタイプ・TINタイプは普通の杵と比べて耐久性はどれくらいありますか?
比較対象の杵がどのような物か、また打錠する粉末の性質や打錠の条件により異なりますが、コーティング層が磨耗するまでの杵寿命でTINタイプで約2~3倍程度、CRNタイプでも1.5~2倍程度の耐久性を示すのが一般的です。
TINタイプ・CRNタイプの杵と臼との組み合わせに相性はありますか?
特にありません。杵がTIN・CRNタイプであっても、臼が同じコーティングでなくても問題ありません。ノーマルタイプや超硬タイプを組み合わせて頂いても大丈夫です。
臼をTIN・CRNタイプにすると耐久性はどれくらい上りますか?
臼の穴径によります。穴径が小さい場合(φ8mm以下)はTIN・CRNコーティングをしても、臼穴内部の耐摩耗性のアップはあまり期待できません。耐薬品性や防錆、すべり性などの効果が主となります。
短納期とありますが、具体的な納期を教えてください。
一般的な型式の杵臼で丸錠無地の場合、20セット以内で約3週間、50セット以内で約4週間です。内容により前後しますので、都度お問い合わせください。
他社製の杵臼をリユース・リサイクル加工できますか?
杵のTIN・CRNコーティングは不可です。他社製の杵でどのような材料でどのような熱処理がされているか不明なものは、変形や変色する恐れがあるためです。
他社でもTIN・CRNコーティングの杵臼を見かけますが、なにが違うのですか?
杵臼に初めてTIN・CRNコーティングを行ったのが当社です(特許出願済)。発売以来、徐々にその性能が業界で認知され、昨今、類似品や模倣品が多く出回るようになりました。パイオニアとしての経験と品質は他社とは比較にならないと自負しています。